会報誌 No.2057

投稿日: 2022-08-05

2022.8.5 第2057回例会 No.2057 記事全文

卓話 西澤洋一君

卓話 西澤洋一君
今日は6つのテーマでお話ししたいと思います。
まず私は心得というものを持ちながら行動しております。人間が生まれて最も成長する時期はいつなのかを考えると2歳だとのことです。人はこの時に強烈に成長します。まず「歩く」。これは一見つまらないことのように見えますが大変素晴らしいことです。もう一つは「しゃべる」。理屈を教わることなく一つ一つ話すようになります。自分も劇的な成長したのはこの時だと思います。なぜ大人になって劇的に成長しないかと考えると、「恥」この点が劇的な成長を妨げているのではないかと考えます。赤ん坊は恥ずかしいという気持ちがないので成長していると思います。私もそうありたいと思って日々過ごしております。

 私は長屋に就職するまで4回転職しております。転職というとネガティブにとらえられがちですが、本人は人生4回楽しんでいると考えております。似たような会社でも中身は全く違います。転職が多い私からするとその会社にどう併せていけるか折り合いをつけるかと考えております

 次のテーマは転勤です。私、大学まで7回転勤しました。親は典型的な転勤族でございました。子供の立場からすると親の都合で連れていかれるのは大変つらいものでした。
いかに早くとけこむか、といって気合を入れすぎるとドツボにはまる。たいがい、新しいものに興味を持つ人がいるのでその人と仲良くするのが一番でした。自分から行くのではなく、相手側の興味をどう引くか考えるとうまくいきます。

私こう見えて好奇心が強いです。実は幼稚園の頃から中学までは野球ばかりしておりました。高校も野球で入ったようなものです。地元沼津の学校と仙台の学校の二つを受験しました。私の意志では仙台に行きたかったのですが、学校からすると沼津の学校をけられると非常に困るとのことでした。校長先生に説得され沼津を選んだという経緯があります。その高校に入って野球をやったのかというと、他の部活を見ていると陸上ホッケーに気がひかれてしまいました。大変ローカルなスポーツでしたがおもしろそうだというだけで高校3年大学4年やりました。好奇心だけでこういう選択をしました。

つづいて、伊東市についてですが、個人的に非常に気に入っています。静かで自然が豊かです。これはお金を払ってもこの環境の中では暮らせません。非常に貴重な場所で生活しています。いまはネット通販などでなんでも手に入ります。なので、伊東の自然はわたしのなかで大変価値があります。もちろん、伊東にも不便なことがあると思いますが、会社の中で生活しているとそういうところも感じません。なので、伊東は特別気に入っています。
これまで様々場所に引っ越し転勤していますが、人柄は地域によってそれほど違いはありません。方言はありますが、人柄はやはりどこもそれほど変わっていません。

最後に、長屋についてお話しします。もともとは乞われて会社に入りましたが、いまではもっとも会社が好きだと自負しています。何とか地域に貢献したいと考えています。とはいえ、お金もかかるし人も育てなければなりません。
赤ちゃんではないので、大人には恥の気持ちがありますから急激に成長するわけではなく、なかなかうまくいきません。自分の思っていることが正しいかもわかりません。ですが、お客様とニコニコ接することがもっと大事だと思います。頭が良いよりそのほうのアドバンテージが高いと思います。我々小売業にはファンがいるとおもいます。ファンを失うのは一瞬です。ですが一人のファンを作るのはとてつもない時間がかかります。
皆様もお気づきの点がありましたらお気軽におっしゃってください。今後ともよろしくお願いいたします。
 

会報誌 No.2057

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