会報誌 No.2092

投稿日: 2023-07-28

会報誌 No.2092

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ガバナー補佐挨拶全文

第1グループ補佐訪問・地区支援メニューとガバナーメッセージ伝達
(1)
改めまして、みなさんこんにちは。
今年度、第 1グループのガバナー補佐を務めさせて頂きます、
せせらぎ三島ロータリークラブの米山です。
今日は地区からの支援メニューと、中村ガバナーからのメッセージを
お伝えにお伺いしました。
今日は貴重な例会の時間を頂きましたので、
口下手ですが、私の知るロータリーを令和になってご入会された、
10名の会員さんを中心に、ご理解頂けるように、お話をしたいと思います。
どうぞよろしくお願いします。
分区編成後5年。
『伊豆半島のロータリーは一つ』を目指して参りました。
コロナが5類になった今、皆さんのお力をお借りして、
第1グループのクラブ間交流に全力を注いでまいります。
特に私は海岸線と内陸部との交流を盛んにし、第一グループから輩出される稲葉ガバナーを
盛り上げる準備をしたいと思っています。
その第 1歩として、
第 1グループの今年度の会長幹事、次年度会長幹事、そしてガバナー、地区幹事を含めた交流ゴルフコンペが10月に決定しています。少しずつですが前に進めてまいります。
ご協力をお願い申し上げます。

(2)
本年度国際ロータリー、RIゴートン会長のテーマ、
『世界に希望を生み出そう』の説明をガバナー訪問時にして頂きます。
私が中村ガバナーに『ガバナーのテーマは何ですか?』と問いました。
ガバナーからは
『RI会長の明確で私たちに勇気を与えてくれる、このテーマに補足はいらないと思います』と言われました。
中村ガバナーの2620地区への思いも私から、お伝えさせて頂きます。

(3)私たちは、
社会に大きなインパクトをもたらすことができるでしょうか。
希望を生み出すことができるでしょうか。
そのヒントは1923年の社会奉仕に関する声明。
『社会が本当に必要としていることに応え、高め合おう』から、始まりました。
1940年にイギリスのロータリアンが国際的、文化、教育と交流を推進する会議を開き、
ロータリーは一躍世界の舞台に躍り出ました。
この際に撒かれた知的な種が、ユネスコの設立を促すことになリました。
ロータリーはまた国連の誕生にも重要な役割を果たしました。
1945年の国連憲章会議に、代表議員や顧問として、50人のロータリアンが招かれました。

(4)私たちは、
社会が必要としていることに応えることで、
社会はロータリーを必要な存在として、認めるでしょう。
寄付された食料を生活困窮者に提供する
『フードバンク』の活動が、セーフティーネット、として、存在感が増す中で
支援要請に対応出来ないケーが出てきております。
コロナで雇用環境の悪化、物価高などで困窮者支援の需要が拡大しているためです。
地域に希望を生み出すことは、ロータリーにも同じ希望を生み出すことができます。

(5)
地区からの提案メニューとして、ご覧の3つがございます。
一つは、希望を生み出す行動を起こそう。『グループ合同奉仕事業』です。
伊豆半島のロータリークラブが一緒に行動することで、
大きな成果を生み出すことが出来きます。
第1グループでは、皆さんと地域のニーズをもとに、
「フードバンク」を計画しています。7月31日のZOOM会議で概要が決定すると思います。
勝又幹事さん宜しくお願い致します。
地区ではこの奉仕事業に30万円の補助を行います。
第1グループ全体で一緒に奉仕をしながら成果を皆さんで共有していきましょう。
二つ目は、地区エンドポリオキャンペーン。『古着でワクチン』です。
後ほどご説明をさせて頂きます。
三つ目は、個人でも、みんなでも、行動しよう。『奉仕活動カレンダー、Rotary at work』
これも後ほどご説明をさせて頂きます。

(6)
ご覧の写真は「鉄の肺」です。この装置の中で一生を過ごした方がおいでです。
1985年にロータリー史上最大の国際奉仕は、
世界中の子供たちにポリオワクチンを投与するという、歴史的な活動が開始された事です。
ロータリーが5億ドルと無数のボランティアを集めて、
ポリオプラス・プログラムの創設をしたことです。
今は、全世界の99%でポリオが無くなりました。
しかし今、この取り組みを諦めてしまって良いのでしょうか?
子どもたちに希望を生み出す支援を続けていきましょう。

(7)
2023年の世界ポリオデーは10月です。
各クラブやグループで毎年行なっている、キャンペーンを
本年度も実施して頂きます様に、よろしくお願い致します。
日本の34の地区では、合同でポリオ根絶ポータル・サイトを設けました。
地区のホームページにもリンクを貼ってありますので、クリック一つで見ることが出来ます。
昨年度の実績項目では、
右上をクリックすると全国のポリオの取り組みを、見ることが出来ます。
全国でどんなポリオ撲滅活動をしているのか、アイデアを参考にしてはいかがでしょうか?
真ん中のリソースをクリックしてください、ポリオとはどのようなウイルスなのか?
ロータリーがこれまで、どのような取り組みをしてきたかが、
わかる動画が掲載されています。
クラブで、個人で、ご家族で一緒に共有していただけると幸いです。 

(8)
今年度のポリオプラスは、初の地区統一行動として
『古着deワクチン』を実施いたします。
佐藤周社会奉仕委員長からご説明して頂きましたが、少しだけ補足します。
回収袋1つにつき、35人分のワクチンが子供達に届けられます。
古着の整理と販売過程では、ポリオサバイバーを始めとして、
社会的に弱い方々の雇用を生み出します。
この活動はSDGsでもあります。
佐藤社会奉仕委員長にはお世話になりますがよろしくお願いします。
第 1グループの収集は順調に進んでいます。
量の競争はしていませんので無理はしないでください。

(9)
私たちは、ロータリーカードを使うことで、社会に貢献することができます。
しかし、個人的事情もあるでしょうから、無理なお願いをするつもりはございません。
ご協力して頂きたいのは、画面右側のクラブカードです。
現在21のクラブでご利用して頂いております。
このクラブカードで人頭分担金のお支払に、ご利用を頂けないでしょうか。
日本の全クラブが人頭分担金を、このクラブカードでお支払い頂ければ、
利用額は年間8億9000万円となり、ポリオ根絶活動資金に270万円が入ります。  
もちろん年間費は無料です。
(10)
クラブカードのご検討、導入相談と、お手伝いは地区財団委員会からご説明をさせて頂きます。
勿論、地区のホームページからでも出来ます。

(11)
RIゴードン会長は、
『私のビジョンは、ロータリーの仲間になりたいと思うすべての人、
世界で良いことをしたいと願うすべての人が、それぞれに合った方法で、
どこでも参加できるロータリーになること』と、おっしゃっています。
このRIゴートン会長のビジョン達成のために。

(12)
2620地区では、個人でもいつでも
参加し、社会に貢献でき、また期待以上の体験をし、ロータリーライフを楽しんで、
頂けますように、地区のホームページに、
奉仕活動カレンダー「ロータリーアットワーク」を設けました。
クラブの奉仕活動を登録してください。
ローターリーアットワークの画面から簡単に登録することができます。
クラブの奉仕活動予定をカレンダーにご登録をお願いします。
それにより他のクラブや個人からの参加希望があった場合には可能な限りお応え下さい。
これにより私たちロータリアンは「つながり」を持ち、「体験をし」「アイデアを共有する」ことができます。
また、近年では毎年のように自然災害が発生しています。
地区では、災害時には地区ホームページにボランティア情報を掲載しますので、
ロータリーを示す、帽子や着衣を身に着けて、ご参加をお願い致します。

(13)
地区は、昨年度から国際奉仕のプラットホームづくりを準備してまいりました。
世界に広がるロータリーのネットワークを通じて、希望を生み出すことができます。
地区大会でいくつかの例を、ガバナーからご紹介をさせて頂きます。

(14)
昨年度、タイ、ベトナム、ミャンマー、カンボジアを管理する3350地区と2620地区は
友好地区協定を締結し、双方が往来をして、信頼関係を構築して参りました。
3280地区のフィリピンも同様です。
8月5日のロータリー財団セミナーで、両地区のプロジェクト案の情報を共有します。


(15)
日本でも国際奉仕に触れ、希望を生み出す、機会があります。
海外留学生の受入を通じて世界理解、親善、平和の推進に貢献している
米山記念奨学事業を今年もよろしくお願い致します。

(16)
ホームカミング制度を利用するとかつて共にした
留学生と再会することもできますのでご利用ください。
本年は2620地区で2名までご招待できます。

(17)私たちロータリアンが共有するビジョンです。
『私たちは 世界で、地域で そして自分自身の中で 持続可能な良い変化を生むために 人びとが手を取り合って 行動する世界を目指しています』
ロータリーでは活動を積極的に取り組むことによって、自分自身の中に、
希望を生み出す、チャンスが用意されています。
ロータリーライフをエンジョイしてください。
楽しむことがロータリーです。楽しませることもロータリーです。

(18)
毎月みなさの手元に届く、ロータリーの友です。
ロータリーの友を愛読することで世界の会員と共感することができます。
「ロータリーの友」の活用は、クラブのみなさんのアイデア次第で決まります。
有効にお使いください。
例えば、新会員に毎月「ロータリーの友」の記事を紹介してもらい、
感想を述べてもらうことで、新会員のロータリー観を涵養し、関心を高めることができます。
その感想を聞いて、先輩会員の共感を呼び、「つながり」を実感することができます。
いろいろな使い方を考えて見てください。

(19)
画面のラーニングセンターは、スキルアップと関心の喚起に欠かせません。
ラーニングセンターでは履修した科目が確認できるほか、ポイント化されていて、
楽しくロータリー学べるようになっています。
自分が関係している委員会やロータリーで興味のある部分を覗いて見たらいかがでしょうか?
入会5年以内の会員さんにお勧め致します。

(20)
ロータリーリダーシップ研究会、RLIに参加してみませんか?
コニュニケーションを通じてロータリー観を涵養し、アイデアを共有するために、
参加してみてください。
RLIは、
ロータリーの為だけでなく、自分自身のスキルアップで社会や職場や地域でリーダーに
なるために本当に役立つと思います。
伊東西ロータリークラブさんは次年度、稲葉ガバナーエレクト輩出、IM、45周年などの
大役を控えた大変な時期ですが、クラブ全体の活性化のためにもご参加をお願いします。

(21)
会員増強は、
目的ではありません、あくまでも手段です。
目的は、私たちの、友情の輪が、広がることにより、職業や地域社会の生活向上に
つながると信じております。
このクラブには地区の石井会員増強委員長がいますので私が言うことはありません。
他クラブには『増強委員長を卓話に呼んでくださいとアナウンスしています』ので
声がかかりましたら、対応をお願いします。

(22)
画面は「静岡日本平ロータリークラブの会員傾向と年齢傾向を示しています。
18~19年の42名から22~23年には27名に。15名、減少いたしました。
原因は70歳以上の卒業生と若い世代の入会が減少したことです。
その原因はコロナです。
例会がない、ロータリー活動が出来ない、意欲の低下が原因でした。
この対応策、解決策も石井地区会員増強委員長さんに聞いて下さい。

(23)
全国、各地区で会員増強のための衛星クラブの勉強会が活発化しています。
地区会員増強セミナーでは既存クラブの未来を担う、衛星クラブ、
とりわけファーム型と云われるモデルをガバナーからご紹介していただきます。
衛星クラブに興味のあるクラブには別途詳しく、ご説明の機会を作らせて頂きます。

(24)
今、2620地区はもとより、日本中のロータリーでは、
せっかく入会しても入会後3年未満に辞める方が55%もいます。
自分がロータリーに入ったばかりの時に、思っていたのとチョッと違うなと違和感を感じた、
そんな時間を過ごした経験はありませんか?
また、そのような理由で退会した人は、いませんでしょうか?
ロータリーに入会後、ロータリーに馴染むまで、
愛着を持てるようになるまでには、時間がかかります。
新会員が関心を持てる、親睦、スキルアップ、奉仕プロジェクトを
計画して頂き、仲間が出来た楽しさと、職業の幅が増える、地域から感謝されるような、
ロータリー体験の機会を、クラブで提供をしてください。
そんな、新会員の居心地と配慮に満ちたクラブ作りをお願い致します。

(25)
色々な表彰にガバナーをお呼びください。
スケジュールが空いていれば、いつでもガバナーは駆けつけます。
永年在籍者を地区では敬意を持って表彰させて頂きます。
クラブからのご推薦をお願いいたします。
入会式は一生に一度です。
入会式にガバナーをお呼び下さい、新会員の記念になると思います。
様々な方法で新しい仲間を歓迎してください。

(26)、
若い人の入会は非常に大切で、嬉しいものです。
一方で長年、ロータリーの楽しみ方を知り尽くしている、ベテラン・ロータリアンから
卒業生を出さない事も非常に大切なことだと思います。
44年の歴史は一夜では出来ません。ベテランロータリアンに敬意ある対応をお願い致します。
ガバナーからの伝言があります。
『10月 17日のガバナー公式訪問では伊東西ロータリークラブの皆さんに
お世話をおかけ致しますが宜しくお願いします』と伝言がありました。
私たち地区リーダーシップチームは「まごころを添えて」
伊東西ロータリークラブの小川会長の3Nと稲葉ガバナーノミニーの準備に本気で
お手伝いさせて頂きます。   
1年間、よろしくお願い申し上げます。
ご清聴ありがとうございました。