会報誌 No.2062

投稿日: 2022-10-03

2022.9.30 第2062回例会 伊東ロータリークラブ・伊東西ロータリークラブ合同例会 No.2061 記事全文

会長挨拶 全文

伊東ロータリークラブ 北村 太一 会長挨拶
皆様こんにちは
浅原ガバナー、本日は伊東西、伊東ロータリークラブにご訪問いただきありがとうございます。遠い伊東にお越しいただいたことの感激を申し上げたい言葉を考えてみました。
2620地区74ロータリークラブ中、おそらく伊豆の東側という由来から伊東という地名があるので、静岡では東端、山梨でも東端ではと思いました。間違いがあると困りますので、グーグルマップで東経を調べたところ、東端から伊東西、伊東RCになります。伊東西と伊東では0.0005度西クラブが東にございます。
このような極東まで来ていただき感激しています。
さて、2022-2023年度、私ども伊東ロータリークラブはジェニファージョーンズRI会長、そして浅原ガバナーの指導を実行、継続していきたいと考えております。
RI会長からは『イマジンロータリー』、ガバナーからは『親睦により絆を深める』という言葉をいただき、コロナ禍で滞ったクラブ活動を活性化させたいと思います。

 

伊東西ロータリークラブ 稲葉 雅之 会長挨拶

淺原ガバナー、遠藤ガバナー補佐、横山筆頭副幹事、本日はようこそおいで下さいました。
近頃、浅原ガバナーとご一緒する機会が多く、いつも地区のことなど教えを頂戴し、感謝申し上げます。本日も宜しくお願いします。
伊東クラブの皆様、久しぶりの合同例会、どうぞ宜しくお願いします。

国会や地方議会など、議員に使う「先生」という呼び方は、長年の慣例で当然のように使われてきましたが、大阪府議会では、今月、議員に対して「先生」という呼び方を使用しないことが提案されたそうです。
「議員と住民の間、議員と職員との間で、心理的な上下関係を生みやすい、住民等と対等な関係にあるはずの議員が特別であるかとの勘違いを助長することに繋がりかねない」との指摘です。
役人からは、「議員の名前を忘れても、先生と呼ぶだけで楽なのに」との意見もあるようです。
また、議員に限らず、医師や弁護士、教師なども、先生と呼ばれることは多く、また、経営者は「○○社長」という敬称がつけられます。
確かに、飲み屋街で「社長さん」と呼ばれて気分がよくなって、ついお店に入ってしまう現象も、勘違いさせる戦略によるものといえます。
ところで、もし目の前の相手が、「先生」や「社長」と呼ばれることを当然のように期待している人だとすると、「さん付け」で呼ばれることで気分を害されるリスクを回避しようとの考えが働き、円滑なコミュニケーション上の知恵として、「先生」や「社長」という便利な呼び方が使われるケースもあるのでしょう。
しかし、こうした呼び方で向き合う関係はどこか距離を感じるものであり、時と場合によっては、もっと柔らかい呼び方で認め合うことが大切であると思います。

さて、私の先輩ロータリアンたちはお互いに、「ケンちゃん、ベンちゃん、ヨウちゃん、
リュウちゃん、コウちゃん、モッくん、シモちゃん、キュウちゃん・・・」のように呼び合えており、このことは信頼関係の証であり、それでこそロータリーだと、羨ましく思います。
少し照れくさいですが、私もまずは「シュウちゃん、ジュンちゃん」から初めて、
「ヤッちゃん、ヨッちゃん、ミキちゃん」等、呼び合える関係を目指します。

 

2620地区 ガバナー公式訪問挨拶 ガバナー 淺原 諒蔵

今年度、ガバナーを務めます浅原でございます。本日は伊東西ロータリークラブを公式訪問させていただく機会を得ましたことに感謝申し上げます。
公式訪問するに当り、可能な限り合同例会ではなく一つずつ訪問させて下さいとお願いをしましたが、それは地区内74クラブあれば74通りの例会の進め方があることを体験したかったということと、各クラブご自慢の美味しい食事を出来るだけ味わいたかったからです。
 さて昨年の小林年度に引き続き、私の年度も残念ながらコロナ禍のためPETS、地区研修協議会をリアルで開催できませんでした。特にPETSは各クラブ会長に直接、RI方針やRIテーマについて説明する良い機会となる筈でしたが、適いませんでしたので本日、時間の許す限り丁寧にお話したいと思います。
 今年度、ジェニファーRI会長のテーマは「イマジンロータリー」です。これはロータリーといえども時代の流れ、変化に無縁ではなく時代に即したロータリーをイマジンして下さいという呼びかけです。ロータリーの本質は変わらないものの、新しいクラブの設立や受け入れ、DEIといった考え方がそれにあたります。
 新しいクラブの設立を提唱するのは従来型のクラブでは、入会を希望しても仕事の都合などで、それが敵わない人達を迎えるための工夫です。そしてRIは
DEIを今年度の最優先事項に位置付けしています。ただ多様性、公平さ、インクルージョンと言っても我々、日本のロータリーには理解しづらいと言いますか、馴染みにくいと言った側面がありますが、それを分かり易く話をすることがガバナーの役割と考え、DEIに附いてお話したいと思います。
 DEIのD、ダイバーシティ「多様性」の意味を「あらゆる背景を持つ人や、幅広い文化、経験、アイデンティティの人を歓迎します」とRIは説明しており、そして「あらゆる」とは民族、人種、肌の色、言語、宗教等を指す訳ですが、この辺りが単一民族、単一言語の日本の社会にとって馴染みにくい部分では
ないでしょうか。
 私はこれをもっと日本のロータリー向けに分かり易く「多様性とは、一つは女性会員を増やすこと、二つ目は異業種、これまで自分達のクラブには居なかったような職業分類の人を会員として迎えましょう」と説明しています。会員候補者を企業経営者や弁護士、医者といった従来からある職業分類ではなく、もっと違う分野に新たな候補者を求めることが、日本のロータリーにとっての多様性と考えます。
「公平さ」に附いては、改めて話すまでもないと思いますので、「インクルージョン」に附いて説明します。RIではインクルージョンを組織に所属する人、すべてを包み込むに受け入れることと定義しておりますが、分かり易く説明しますと、入会して何年が経過したから、あの会員には今年、〇〇を担当してもらうといった具合に年数で役割を決めることは、インクルージョンに反します。
 ロータリーに入会して何年ではなく、その人に適した役割、その人が力を
発揮できる役割を担ってもらうことがインクルージョンです。
 限られた時間に全てをお話し出来ませんので、ガバナー月信でも説明しておりますので、そちらも参考にしていただければと思っております。
 最後に伊東西ロータリークラブ様の益々のご発展をご祈念申し上げて、ガバナー公式訪問挨拶とさせていただきます。ありがとうございました。
 

会報誌 No.2062

ダウンロードはこちらをクリック